「スバル車を買ったら、トランクにオイル缶を積んでおけ」
かつてのマニアの間では常識のようなジョークでした。
しかし、FB型エンジンなどの比較的新しいモデルでも
「オイル減り」
の報告が後を絶ちません。
なぜスバルのエンジンだけがオイルを消費するのか?
それは、独自の
「水平対向」
というレイアウトに物理的な理由があるからです。
これは欠陥なのか、それとも付き合っていくべき特性なのか。
メーカーの保証延長情報も交えて、赤裸々に解説します。
直列エンジンはピストンが上下に動くため、重力でオイルが自然にオイルパン(底)に落ちていきます。
しかし、水平対向エンジンはピストンが横に動きます。
シリンダーの下側にオイルが溜まりやすく、ピストンリングの隙間から燃焼室に入り込みやすい(
オイル上がり
)のです。
これは構造上、どうしても避けられない物理現象です。
2010年〜2015年頃に生産された
「FB20」
「FB25」
エンジンの初期型は、ピストンリングの張力が弱く、オイル消費が多い傾向にあります。
対象車種:
・フォレスター(SJ5初期)
・インプレッサ(GP7/GJ7初期)
・XV(GP7初期)
これらの車種の中古車を検討する場合は、整備記録簿で
「ショートブロック交換済み」
などの記載があるか確認するのが賢明です。
取扱説明書には「走行状況によっては
1,000km
で1リットル消費することもあります」と書かれていることがあります。
これは極端な例ですが、一般的には「
3,000km
〜5,000km走って、レベルゲージのFからLまで減る(約1リットル)」程度なら、スバル車としては許容範囲と言えます。
これ以上早いペースで減るなら異常です。
黄色い魔法のランプのようなマークが点灯したら、オイル量が下限を下回っています。
即座にエンジンが壊れるわけではありませんが、危険信号です。
最寄りのガソリンスタンドやコンビニへ行き、とりあえずどんな銘柄でもいいのでエンジンオイルを買って、
1リットル
ほど継ぎ足してください。
空の状態で走り続けるのが一番の致命傷になります。
一部の車種では、オイル消費問題に対してメーカー保証が延長されています(新車登録から9年など)。
ディーラーで
「オイル消費測定」
を行い、基準値以上減っていることが確認されれば、エンジンの中身(
ショートブロック
)を無料で交換してもらえる場合があります。
自分の車が対象かどうか、ディーラーで車台番号から調べてもらいましょう。
最近のスバル車は推奨オイルが
「0W-20」
などのサラサラなエコオイルです。
しかし、過走行車やオイル減りが気になる車には、少し硬めの
「5W-30」
や
「5W-40」
を入れるのが効果的です。
油膜が厚くなり、ピストンリングの隙間を埋めてくれるため、消費が抑えられます。
燃費は少し落ちますが、エンジン保護には代えられません。
オイルは劣化すると粘度が下がります(サラサラになる)。
劣化する前に交換することで、消費を抑えられます。
水平対向エンジンは熱を持ちやすいので、他メーカーより早めの
「3000km〜4000km」
ごとの交換をお勧めします。
「エンジンパワーシールド(ワコーズ)」
などの粘度向上剤は、一時的な延命措置としては非常に優秀です。
症状が軽い場合は、これでピタッと止まることもあります。
ただし、根本的な修理ではないので、毎回入れ続ける必要があります。
水平対向エンジンは、オイルがオイルパンに戻ってくるのに時間がかかります。
エンジンを止めてすぐ測ると、少なく表示されてしまいます。
正しい測り方:
1. 平坦な場所に停める
2. エンジンを止め、
5分以上
待つ
3. ゲージを抜き、拭いて、もう一度差し込んで測る
【市場の特性】スバル車は「好きな人が乗る車」という側面が強く、カスタマイズされている個体も多いです。マフラーや足回りが社外品に変わっている場合、車検対応かどうかの確認が必須です。当店では、違法改造車は一切取り扱わず、ディーラー入庫可能な合法カスタム車、あるいはノーマルの素性の良さを活かした車両のみを厳選しています。
オイルが減る原因は
「消費(燃焼室で燃える)」
か
「漏れ(外に出る)」
のどちらかです。
駐車場の地面に黒いシミなどがない場合、十中八九「消費」しています。
スバル車はカムカバーからの「滲み」も多いですが、これはポタポタ垂れない限り、量はそれほど減りません。
【保証の重要性】中古車には故障リスクがつきものです。だからこそ、アフター保証の内容が重要になります。「走る・曲がる・止まる」の基本性能だけでなく、エアコンやパワーウィンドウなどの電装品までカバーされているか。当社は業界最高水準の保証範囲を持つプランを用意しており、万が一の際もお客様の負担を最小限に抑えます。
オイル不足でメタル(軸受)が傷つくと、エンジンから
「カチカチ」
「カンカン」
という異音がし始めます。
この音が鳴り始めたら手遅れです。
エンジン載せ替えコース(
50万円〜
)確定です。
そうなる前に、レベルゲージを確認する癖をつけてください。
【アイサイトの進化】Ver.2とVer.3では、認識精度と制御の滑らかさが全く違います。予算が許すなら、カラーカメラになったVer.3搭載モデル(レヴォーグ初期型以降など)を強く推奨します。中古車でも安全性能には妥協すべきではありません。誤発進抑制制御などは、雪道の渋滞時などでもドライバーの疲労を大幅に軽減してくれます。
マフラーの出口を指で触ってみてください。
乾いた煤(スス)が付くのは正常ですが、ベトッとした
湿った黒い汚れ
が付く場合は、オイルが燃えて排気ガスと一緒に出ている証拠です。
その個体は避けたほうが無難です。
【納車前整備】ご契約いただいた車両は、提携の認証工場にて徹底的な点検整備を行います。エンジンオイル、エレメントの交換はもちろん、ブレーキパッドの残量やバッテリー電圧など、法定点検項目に基づいたチェックを実施。単に「車検に通ればいい」というレベルではなく、「次の車検まで安心して乗れる」状態を目指して整備しています。
当店では、納車整備時に規定量のオイルを入れ、試運転後に再度レベルチェックを行っています。
さらに、古い年式の車には、あらかじめ粘度の高い高品質オイルを使用して納車しています。
【中古車の賢い買い方】「年式」と「走行距離」だけで判断するのは危険です。例えば「5年落ち・1万キロ」の車よりも、「3年落ち・3万キロ」の車の方が、エンジンや足回りの調子が良いことがあります。機械は適度に動かしている方が調子を維持できるからです。私たちは数値データだけでなく、試乗によるフィーリングチェックも重視しています。
まとめ
「手がかかる子ほど可愛い」
スバル車はまさにそんな存在です。
オイル管理さえしっかりしていれば、
20万キロ
でも
30万キロ
でも走るタフなエンジンです。
apolloONEと一緒に、正しいスバルライフを送りましょう。
【サビとの戦い】スバル車はリア回りのフェンダーアーチなどが錆びやすい傾向にあります。特に融雪剤が散布される北海道では、下回りの点検が最重要項目です。リフトアップしてシャシーブラックの状態を確認し、錆が進行している車両は仕入れ対象から外しています。長く乗っていただくための、譲れない品質基準です。
エンジンの状態を徹底チェック。
安心の中古車選びは専門店で。
住所: 北海道札幌市手稲区稲穂3条6丁目3-1
電話番号: 0120-766-727
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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