今、世界中で
「マニュアル車(MT)」
の価値が見直されています。
自動運転やEV化が進む中、
「自分で車を動かす」
というプリミティブな行為が、贅沢な趣味になりつつあるのです。
ポルシェが高値でMTを設定するのと同じ理由で、中古車市場でも3ペダルMT車の価格が高騰しています。
スバルは長年、「走り」にこだわるメーカーとして、最後までMTラインナップを残してくれました。
WRX
STIのような過激なスポーツカーだけではありません。
NAエンジンのインプレッサや、SUVのフォレスターにもMTがありました。
「速さ」だけではない、「対話」を楽しむためのスバルMT車選び。ご案内します。
両手両足をバラバラに動かすMTの運転は、脳を活性化させると言われています。
しかし一番の魅力は
「没入感」
です。
エンジンの回転数を合わせ、シフトノブを送り込み、クラッチを繋ぐ。
車と呼吸を合わせる感覚。
ただの買い物の移動が、スポーツになります。
眠気も吹き飛びます。
北海道の冬道、ツルツルの路面。
フットブレーキを踏むのが怖い時があります。
MTなら、シフトダウンで強力なエンジンブレーキを掛け、タイヤをロックさせずに減速できます。
アクセルワークだけで車速をコントロールできるので、挙動を乱しにくい。
「冬こそMT」
というベテランドライバーが多いのは、この安心感があるからです。
「MT車=高い」
を覆すのがインプレッサです。
1.6iや2.0iにも5速MTが設定されていました。
パワーはありませんが、使い切れる楽しさがあります。
中古相場も手頃で、MT入門車として最適です。
軽快なハンドリングと相まって、街乗りが本当に楽しい車です。
SUVでMTが選べる車は非常に少ないです。
フォレスター(SJ系前期までの2.0i-Lなど)には6速MTの設定がありました。
ストロークの長いシフトですが、
「ガチャコン」
とギアを入れる操作感が、ワイルドなSUVの性格に合っています。
キャンプ場への山道、自分の意思でギアを選んで登っていく感覚は格別です。
スバル唯一のFR(後輪駆動)。
お尻を振ってコーナーを曲がる感覚は、AWDにはない楽しさです。
重心が低く、シフトもショートストロークで
「カチッ」
と決まります。
冬道は少しテクニックがいりますが、それをねじ伏せて走るのもまた一興です。
4代目レガシィ(BP/BL系)は、いまだに根強い人気で値段が上がり始めています。
2.0GTの5MTや、3.0RスペックBの6MT。
美しいデザインと、ハイパワーなターボエンジンの組み合わせ。
「日本のワゴン史上、最高傑作」
との呼び声も高いです。
これは別格です。
WRC直系の戦闘機。
中古価格は新車価格を超え、プレミア化しています。
もはや投資物件ですが、一度は所有してみたいという夢を持つ男性は多いはず。
覚悟を決めて買う車です。
スコスコ系:
インプレッサ、フォレスター(5MT)。軽く入る。街乗り楽。
ガチっと系:
BRZ、WRX
STI(6MT)。金属同士が噛み合うゴリゴリ感。スポーツ走行向け。
好みは分かれますが、どちらもスバルの味です。
| 車種 (10万km時) | AT(CVT) 買取相場 | MT 買取相場 |
|---|---|---|
| フォレスター (SJ) | 30〜50万円 | 80〜100万円 |
| インプレッサ (GP) | 10〜30万円 | 40〜60万円 |
| BRZ (ZC6) | 80万円 | 130万円 |
【スバリストの視点】スバル車の中古選びは「エンジンの鼓動」を聞くことから始まります。水平対向エンジンはオイル管理が命です。前オーナーが3000km〜5000kmごとにしっかりオイル交換をしていた個体は、10万キロを超えても驚くほど静かでスムーズです。記録簿(メンテナンスノート)を確認し、愛着を持って整備されていたかを重視して仕入れています。
MT車は
「絶滅危惧種」
なので、年数が経てば経つほど価値が上がります。
AT車に比べて倍近い値段で売れることもザラです。
「MTは高い」
と言われますが、売る時も高いので、トータルコストは安いのです。
MT車の宿命、クラッチ交換。
乗り方によりますが、
10万キロ
前後で交換時期が来ます。
費用は工賃込みで10〜
15万円
(車種による)。
これを高いと見るか、CVT交換(30〜50万円)より安いと見るか。
構造がシンプルなので、致命的なトラブルは少ないのがMTのメリットでもあります。
【中古車の賢い買い方】「年式」と「走行距離」だけで判断するのは危険です。例えば「5年落ち・1万キロ」の車よりも、「3年落ち・3万キロ」の車の方が、エンジンや足回りの調子が良いことがあります。機械は適度に動かしている方が調子を維持できるからです。私たちは数値データだけでなく、試乗によるフィーリングチェックも重視しています。
奥様を説得する魔法の言葉。
「MTはアクセルの踏み間違い事故が起きないんだよ(エンストするから)」
「構造が単純だから長持ちするんだよ」
「リセールがいいから貯金代わりになるよ」
これで突破してください。
【アイサイトの進化】Ver.2とVer.3では、認識精度と制御の滑らかさが全く違います。予算が許すなら、カラーカメラになったVer.3搭載モデル(レヴォーグ初期型以降など)を強く推奨します。中古車でも安全性能には妥協すべきではありません。誤発進抑制制御などは、雪道の渋滞時などでもドライバーの疲労を大幅に軽減してくれます。
スバルのMT車には
「ヒルスタートアシスト」
が付いているモデルが多いです。
坂道発進でブレーキから足を離しても、1秒くらいブレーキを保持してくれます。
これさえあれば、一番怖い
「坂道での後退」
を防げます。
初心者でもすぐに慣れます。
【サビとの戦い】スバル車はリア回りのフェンダーアーチなどが錆びやすい傾向にあります。特に融雪剤が散布される北海道では、下回りの点検が最重要項目です。リフトアップしてシャシーブラックの状態を確認し、錆が進行している車両は仕入れ対象から外しています。長く乗っていただくための、譲れない品質基準です。
当店は店長が無類のMT好きなので、オークション会場でMT車を見つけると採算度外視で仕入れてしまいます。
インプレッサG4のMTや、フォレスターのMTなど、他店にはないマニアックな在庫が揃っています。
【AWDの真価】「スバルのAWDならどこでも行ける」は過信禁物ですが、他社の4WDとは一線を画す接地感があるのは事実です。特に「X-MODE」搭載車は、深雪からの脱出能力が非常に高いです。中古車選びでは、このX-MODEがしっかり作動するかどうかもチェックポイントの一つです。アクティブに使い倒したい方には、この機能の有無は大きいです。
まとめ
車をただの移動手段にするか、人生の楽しみの一部にするか。
MT車を選ぶということは、後者を選ぶということです。
左手と左足でリズムを刻みながら、スバルのボクサーサウンドを奏でてください。
【保証の重要性】中古車には故障リスクがつきものです。だからこそ、アフター保証の内容が重要になります。「走る・曲がる・止まる」の基本性能だけでなく、エアコンやパワーウィンドウなどの電装品までカバーされているか。当社は業界最高水準の保証範囲を持つプランを用意しており、万が一の際もお客様の負担を最小限に抑えます。
絶滅危惧種を保護しています。
買うのも売るのも、MT車なら当店へ。
住所: 北海道札幌市手稲区稲穂3条6丁目3-1
電話番号: 0120-766-727
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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