北海道の冬、道路に撒かれる塩カル(融雪剤)。
それは車にとっての天敵ですが、なぜかスバル車は他メーカーよりも
「リヤフェンダーが錆びやすい」
と言われてきました。
実際に、街中でリヤホイールの上がボロボロに錆びたレガシィやインプレッサを見かけることがあります。
これは構造上の欠陥なのでしょうか?
それとも手入れの問題なのでしょうか?
スバル車を愛するがゆえに知っておきたい
「サビの真実」
。
そして、塩害のひどい北海道でも10年以上キレイに乗るための「鉄壁の防錆術」を、包み隠さずお教えします。
スバル車の多くは、リヤフェンダーのアーチ淵に
「ゴムモール」
が付いています。
これが諸悪の根源です。
ゴムとボディの隙間に泥や塩カル水が入り込み、抜けずに長時間滞留します。
湿った状態が続くことで、塗装の内側からサビが進行し、気づいた時には塗装がポコッと浮いてくるのです。
トヨタやホンダは、この部分の鉄板の折り返し処理がうまく、ゴムモールを使わない車種が多いため、スバルほど目立たないのです。
【危険度
高
】
・4代目レガシィ(BP/BL)
・3代目インプレッサ(GH/GR)
・2代目フォレスター(SG)
これらは本当に錆びやすいです。
現存する北海道使用車の8割は何らかのサビがあると言っても過言ではありません。
【危険度
中
】
・5代目レガシィ(BM/BR)
・エクシーガ
対策は進みましたが、やはり10年選手になると怪しい個体が増えます。
レヴォーグ(VM系)やフォレスター(SJ系)からは、防錆鋼板の採用拡大や、フェンダー構造の見直しにより、劇的にサビにくくなりました。
街中で錆びているSJフォレスターを見ることは稀です。
スバルも本気で対策をしてきた証拠です。
中古で買うなら、この世代以降を選ぶのが精神衛生上良いでしょう。
展示場で車を見る時、必ずリヤフェンダーのアーチを指でなぞってください。
そして、ゴムモールを少しめくってみてください。
そこに茶色の筋が見えたり、塗装がプクプクと浮いていたら、その車は買ってはいけません。
中ではすでに「癌」のようにサビが広がっています。
表面だけキレイに塗ってごまかしている車もありますが、プロが見ればすぐに分かります。
アーム類やマフラーなどの
「下回りのサビ」
は、ある程度は仕方ありませんし、部品交換で直せます。
しかし、フェンダーやサイドシルなどの
「ボディのサビ」
は、車の骨格そのものが腐っていることを意味します。
切り取って溶接するしか方法はなく、莫大な費用がかかる上に、一度錆びた鉄板は必ず再発します。
「ボディは命」です。
東京や大阪で使われていた車は、下回りが驚くほど黒々としています。
北海道で1年乗った車より、本州で10年乗った車の方がキレイです。
これが
「本州仕入れ」
の絶対的なアドバンテージです。
輸送費をかけてでも本州から引っ張ってくる価値は、この
「サビのなさ」
にあります。
本州車を買ったら、それを維持するために防錆塗装が必須です。
最強なのは
「ノックスドール」
などの浸透性油性塗料です。
シャーシブラック(水性・油性)は表面を塗るだけですが、ノックスドールは鉄板の合わせ目に浸透し、酸素を遮断してサビを止めます。
当店では納車時の施工を強く推奨しています。
数万円の投資で、車の寿命が5年は伸びます。
【市場の特性】スバル車は「好きな人が乗る車」という側面が強く、カスタマイズされている個体も多いです。マフラーや足回りが社外品に変わっている場合、車検対応かどうかの確認が必須です。当店では、違法改造車は一切取り扱わず、ディーラー入庫可能な合法カスタム車、あるいはノーマルの素性の良さを活かした車両のみを厳選しています。
もしノックスドールを塗れなくても、こまめな洗車が一番の薬です。
高速道路を走った後や、雪解け道を走った後は、コイン洗車場で下回りを重点的に流してください。
特に
「フェンダーの裏」
「バンパーの隙間」
に向けて、高圧洗浄機のノズルを下から上に向けて吹くのがコツです。
【AWDの真価】「スバルのAWDならどこでも行ける」は過信禁物ですが、他社の4WDとは一線を画す接地感があるのは事実です。特に「X-MODE」搭載車は、深雪からの脱出能力が非常に高いです。中古車選びでは、このX-MODEがしっかり作動するかどうかもチェックポイントの一つです。アクティブに使い倒したい方には、この機能の有無は大きいです。
スバルの純正・社外マフラーは、フランジ(継ぎ目)部分が腐って落ちることがよくあります。
溶接修理も可能ですが、錆びている金属への溶接は長持ちしません。
いっそのこと、ステンレス製の社外マフラー(STIやフジツボなど)に交換してしまうのも手です。
ステンレスは錆びにくいので、一石二鳥です。
【保証の重要性】中古車には故障リスクがつきものです。だからこそ、アフター保証の内容が重要になります。「走る・曲がる・止まる」の基本性能だけでなく、エアコンやパワーウィンドウなどの電装品までカバーされているか。当社は業界最高水準の保証範囲を持つプランを用意しており、万が一の際もお客様の負担を最小限に抑えます。
フェンダーのサビ修理は、両側で10〜
15万円
コースです。
しかも、内側から錆びている場合は、どんなに綺麗に直しても1〜2年で再発するリスクが高いです。
「サビは直すもの」
ではなく
「サビている車は買わない」
が鉄則です。
【アイサイトの進化】Ver.2とVer.3では、認識精度と制御の滑らかさが全く違います。予算が許すなら、カラーカメラになったVer.3搭載モデル(レヴォーグ初期型以降など)を強く推奨します。中古車でも安全性能には妥協すべきではありません。誤発進抑制制御などは、雪道の渋滞時などでもドライバーの疲労を大幅に軽減してくれます。
当店では、オークションの評価点だけでなく、検査員による下回り画像のチェックを徹底しています。
「フェンダー腐食」
「下回りサビ多」
という記載がある車は、どんなに安くても仕入れません。
店頭に並んでいる車は、私たちが自信を持って「リフトに上げて裏側を見せられる車」だけです。
【スバリストの視点】スバル車の中古選びは「エンジンの鼓動」を聞くことから始まります。水平対向エンジンはオイル管理が命です。前オーナーが3000km〜5000kmごとにしっかりオイル交換をしていた個体は、10万キロを超えても驚くほど静かでスムーズです。記録簿(メンテナンスノート)を確認し、愛着を持って整備されていたかを重視して仕入れています。
車をただの道具だと思っていると、サビはすぐにやってきます。
「今日は汚れたから洗ってあげよう」
その少しの気遣いが、愛車をサビから守ります。
スバル車は手をかければかけるほど、愛着に応えてくれる車です。
まとめ
スバル車とサビは、切っても切れない関係にあります。
だからこそ、最初の「個体選び」が全てです。
apolloONEで、奇跡のようなコンディションの1台に出会ってください。
【納車前整備】ご契約いただいた車両は、提携の認証工場にて徹底的な点検整備を行います。エンジンオイル、エレメントの交換はもちろん、ブレーキパッドの残量やバッテリー電圧など、法定点検項目に基づいたチェックを実施。単に「車検に通ればいい」というレベルではなく、「次の車検まで安心して乗れる」状態を目指して整備しています。
北海道のお客様にこそ乗ってほしい。
下回りの黒さが違います。
住所: 北海道札幌市手稲区稲穂3条6丁目3-1
電話番号: 0120-766-727
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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