「スバル車は欲しいけど、燃費が悪そうだから維持費がかかりそう…」
「水平対向エンジンは部品代が高いって聞くけど、修理代で家計が圧迫されるのは困る」
そんな不安から、購入を躊躇している方は多いのではないでしょうか。確かに、ひと昔前のスバル車は 「パワーはあるけど燃費は二の次」 という硬派な車作りをしていました。しかし、技術は日々進化しています。最新の中古車市場に出回っているモデルたちは、走行性能と環境性能を高い次元で両立させているものがほとんどです。
私は北海道・札幌でスバル専門店apolloONEを運営していますが、実際にお客様から 「思ったほど維持費がかからなかった」 「これならもっと早く乗り換えればよかった」 という嬉しい声を数多く頂いています。大切なのは、「何にいくらかかるのか」という内訳を正しく理解し、賢くコントロールすることです。
この記事では、人気車種ごとのリアルな年間維持費をシミュレーションし、無理なくスバルライフを楽しむための具体的な節約術を伝授します。特に、ここ北海道ならではの冬のコストも含めて包み隠さず公開しますので、ぜひ参考にしてください。
まずは、スバルの代表的な3車種について、年間の維持費をグラフで比較してみましょう。維持費が高いイメージのあるスバル車ですが、他メーカーの同クラスと比較しても、驚くような差はありません。
※算出条件:年間走行距離 10,000km 、レギュラーガソリン 165円 /L(レヴォーグ1.6GTは175円/L想定)、任意保険(車両保険込)、自動車税、重量税、自賠責保険を含んだ概算です。
※駐車場代、ローン返済額は含みません。
1.6Lモデルであれば、自動車税は 39,500円 とコンパクトカー並みです。燃費も実燃費で12〜 14km /L程度は期待でき、非常に経済的です。初めてのスバル車として、また維持費を抑えたいセカンドカーとして、バランスの取れた優等生と言えます。
1.6Lターボモデル(VM4)は、ダウンサイジングターボの恩恵で自動車税が安い( 39,500円 )のが魅力です。しかし、ターボエンジンゆえにオイル交換の頻度が少し高かったり、タイヤサイズが18インチと大きいためタイヤ代が高くついたりと、消耗品費が若干高めになります。とはいえ、その分得られる圧倒的な加速感と安定性は、維持費の差額を補って余りある満足感をもたらしてくれるはずです。
「スバル=燃費が悪い」 というイメージは、名機EJ20エンジン時代の印象が強いからかもしれません。確かに、当時のWRX STIなどは 「リッター 5km 」 なんてことも珍しくありませんでした。しかし、近年のスバル車は大きく進化を遂げています。
現在の主力であるFB型エンジンは、ロングストローク化と直噴技術により、低回転からのトルクと燃費性能を劇的に向上させました。さらに、スバルが得意とするCVT(リニアトロニック)も、エンジンの最も効率の良い回転数を使うように制御されており、高速巡航時の燃費はカタログ値を上回ることも珍しくありません。
スバル車オーナーならぜひ使いこなしてほしいのが 「SI-DRIVE」 です。通常は 「I(インテリジェント)モード」 で走行することで、エンジンの出力をマイルドにし、無駄な燃料消費を抑えることができます。逆に、合流や登板車線では「S(スポーツ)モード」に切り替えるなど、状況に応じて使い分けることで、ストレスなく燃費を伸ばすことが可能です。メリハリのある運転こそが、スバル車のエコドライブのコツです。
どうしてもかかってしまう固定費ですが、知識があるかどうかで年間数万円の差が出ます。
中古車選びで注意したいのが、初度登録から13年を超えた車にかかる 「重課税」 です。自動車税と重量税が約15%ほど割増になります。例えば2.0Lクラスの自動車税は、通常 39,500円 ですが、13年超で約 45,400円 になります。 古い名車(GC8インプレッサやBH5レガシィなど)に乗りたい場合は、このコスト増を 「愛車への愛情代」 「文化財保護費」と割り切れるかどうかがポイントです。逆に、コスト重視なら高年式車を選ぶのが無難です。
購入後の車検や整備も、専門店のノウハウでコストを抑えてサポート!
北海道にお住まいの方は、本州とは異なる冬特有の出費を計算に入れておく必要があります。
【スバリストの視点】スバル車の中古選びは「エンジンの鼓動」を聞くことから始まります。水平対向エンジンはオイル管理が命です。前オーナーが3000km〜5000kmごとにしっかりオイル交換をしていた個体は、10万キロを超えても驚くほど静かでスムーズです。記録簿(メンテナンスノート)を確認し、愛着を持って整備されていたかを重視して仕入れています。
スバル車はAWD性能が高い分、 「タイヤは何でもいいでしょ?」 と思われがちですが、それは大きな間違いです。車を止めるのはタイヤの仕事であり、重たいAWD車を氷上で止めるには、高性能なスタッドレスタイヤが必須です。 車種によってはタイヤサイズが大きく(特にアウトバックやフォレスター)、新品で買うと4本セットで 10万円 〜 15万円 コースになることも。中古車購入時に、 「状態の良い冬タイヤが付いているか」 を確認するのは、値引き交渉以上に重要なポイントです。
【中古車の賢い買い方】「年式」と「走行距離」だけで判断するのは危険です。例えば「5年落ち・1万キロ」の車よりも、「3年落ち・3万キロ」の車の方が、エンジンや足回りの調子が良いことがあります。機械は適度に動かしている方が調子を維持できるからです。私たちは数値データだけでなく、試乗によるフィーリングチェックも重視しています。
記事の冒頭でも触れましたが、北海道で車を長く乗るために最も恐ろしい敵は「錆」です。マフラーやブレーキ周りの錆が進行すると、車検を通すために高額な部品交換が必要になり、維持費が一気に跳ね上がります。 毎年春に下回りを高圧洗浄し、車検ごとに防錆塗装(シャシーブラックやノックスドール)をタッチアップする。この数千円〜数万円の出費を惜しまないことが、将来の数十万円の修理費を防ぐ最良の投資となります。
【市場の特性】スバル車は「好きな人が乗る車」という側面が強く、カスタマイズされている個体も多いです。マフラーや足回りが社外品に変わっている場合、車検対応かどうかの確認が必須です。当店では、違法改造車は一切取り扱わず、ディーラー入庫可能な合法カスタム車、あるいはノーマルの素性の良さを活かした車両のみを厳選しています。
ここまでお金の話ばかりしてきましたが、最後に少し視点を変えてみましょう。維持費が高いか安いかは、結局のところ、その車から得られる 「満足度(リターン)」 とのバランスで決まります。
猛吹雪の夜でも安心して家族を迎えに行ける
「安全性」
。
休日にただあてもなく遠出したくなる
「運転の楽しさ」
。
駐車場に停めた愛車を振り返って眺める「所有する喜び」。
これらは、数千円のガソリン代の差では決して買えない、スバル車だからこそ提供できる価値です。多少維持費がかかったとしても、それ以上の安心と感動を人生にもたらしてくれる。だからこそ、計算高い人たちでさえもスバルを選び、乗り続けるのです。
【AWDの真価】「スバルのAWDならどこでも行ける」は過信禁物ですが、他社の4WDとは一線を画す接地感があるのは事実です。特に「X-MODE」搭載車は、深雪からの脱出能力が非常に高いです。中古車選びでは、このX-MODEがしっかり作動するかどうかもチェックポイントの一つです。アクティブに使い倒したい方には、この機能の有無は大きいです。
スバル車の維持費は、都市伝説のように恐れるようなものではありません。車種選び、乗り方、そして適切なメンテナンスを行うことで、十分にコントロール可能です。
「維持費が心配で踏み出せない」
という方は、ぜひ一度apolloONEにご相談ください。
「この年式のこのグレードなら、税金も安いし故障も少ないですよ」
「ここを整備しておけば、あと5年は大きな出費なしで乗れますよ」といった、専門店ならではの生のアドバイスをさせていただきます。
【サビとの戦い】スバル車はリア回りのフェンダーアーチなどが錆びやすい傾向にあります。特に融雪剤が散布される北海道では、下回りの点検が最重要項目です。リフトアップしてシャシーブラックの状態を確認し、錆が進行している車両は仕入れ対象から外しています。長く乗っていただくための、譲れない品質基準です。
維持費のシミュレーションも含めて、メリット・デメリットを正直にご提案します。
住所: 北海道札幌市手稲区稲穂3条6丁目3-1
電話番号: 0120-766-727
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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