「最新のハリアー80系は壊れない」
と思っていませんか?
確かに基本的な走行性能は非常に高いレベルで安定しています。
しかし、高度に電子化された最新車種だからこそ発生する
「デジタルな不具合」
に悩まされるオーナーが少なくありません。
12.3インチの巨大なナビ画面が突然消えたり、調光パノラマルーフから水が滴ってきたり、ハイブリッドシステムのエラーで冷や汗をかいたり。
これらの多くはメーカー保証(新車保証)で無償修理が可能ですが、保証期間が過ぎた瞬間に有償修理(=高額出費)に変わります。
今乗っている人も、これから中古で買う人も知っておくべき80系ハリアーの「アキレス腱」を解説します。
発生頻度の高いトラブルをまとめました。
| 不具合内容 | 修理内容 | 費用(保証外の場合) |
|---|---|---|
| ナビ画面真っ暗 | ユニット交換/更新 | 10万〜30万円 |
| ルーフ雨漏り | パッキン/ガラス交換 | 5万〜15万円 |
| HVシステム異常 | インバーター点検等 | 数万〜50万円 |
| ミラー異音 | モーター交換 | 3万〜4万円 |
ナビ(T-Connect SDナビ)の交換は非常に高額です。
保証がない状態での故障は致命傷になりかねません。
80系の象徴である12.3インチディスプレイ。
これが走行中に突然真っ暗になったり、勝手に再起動を繰り返す事例が報告されています。
原因はソフトウェアのバグ、またはハードウェアの熱暴走など様々です。
ディーラーでのプログラム・アップデートで治ることもありますが、モニター本体の故障(基盤不良)の場合は交換となります。
JBLサウンドシステム付きの高額モデルほど修理費が高くなります。
iPhoneやAndroidとの接続が不安定で、音楽が途切れたり、ハンズフリー通話が切断されたりする現象です。
これは車のナビ側のファームウェアが古い場合に起こりやすいです。
スマホ側のOSアップデートに対応できていないケースもあります。
ディーラーで最新版へのアップデートを依頼しましょう(基本無料)。
80系の目玉装備
「調光パノラマルーフ」
。
初期ロットの一部で、ガラス周りのシーリング(接着)が甘く、洗車機に入れたら水滴が垂れてきたという報告があります。
また、冬場の北海道では、凍結した氷がパッキンを押し広げて隙間を作り、そこから水が入るケースも。
天井の内張りにシミがあったら、購入は見送るべきです。
メーターに
「ハイブリッドシステムチェック」
と大きく表示され、走行不能になる。
これは80系初期(2020年〜2021年生産分)で、エンジンの制御プログラム不具合によるリコールが出ています。
リコール対応済み(ステッカーが貼ってあるか、車台番号検索で確認)であれば問題ありませんが、未対策の中古車を買うと後で面倒なことになります。
冬の朝一番、エンジンをかけた瞬間に
「ガラガラガラ!」
とディーゼル車のような音がする。
これは直噴エンジンの特性でもありますが、VVT(可変バルブタイミング機構)のロックピン摩耗などの初期不良の可能性もあります。
温まると消えるので気づきにくいですが、酷くなるようなら部品交換が必要です。
故障ではありませんが、80系最大の不満点と言われるのが
「リアウインカーの位置」
です。
バンパーの下の方にあるため、後続車(特に車高の高いトラック等)から見えにくく、追突されるリスクが懸念されています。
マイナーチェンジでの改善も期待されていますが、前期・中期のオーナーは
「早めのウインカー点灯」
で自衛するしかありません。
80系の本革シート(レザーパッケージ)は非常に質感が高いですが、その分柔らかく、体重がかかる座面サイド部分のシワやヨレが早い段階で発生します。
走行
1万キロ
でも
「あれ?結構クタってる?」
と感じることがあります。
これは素材の特性上仕方ない部分もありますが、定期的にレザークリームで保湿することで進行を遅らせることができます。
足先をバンパー下に入れるだけで開くハンズフリー機能。
これが
「何度蹴っても開かない」
「洗車中に勝手に開きそうになる」
という誤作動が多いです。
センサーの位置や感度の調整がディーラーで可能な場合もあります。
また、スマートキーの電池残量が少ないと反応が悪くなることもあります。
ハイブリッド車は、駆動用バッテリーとは別に12Vの補機バッテリーを積んでいます。
これが上がるとシステムが起動しません。
最近は駐車監視機能付きのドライブレコーダーを付ける人が増え、暗電流(待機電力)でバッテリーが酷使され、1年〜2年で上がってしまう事例が急増しています。
ハリアーの故障というより、アクセサリーの使いすぎが原因です。
駐車支援システムが、雪や障害物を誤検知して急停止したり、駐車動作を中断してしまうことがあります。
特に北海道の冬は、センサーに雪が付着してピーピー鳴り止まない
「ソナー異常」
が日常茶飯事です。
これは故障ではなく、センサーの限界です。
こまめな雪落としが必要です。
80系ハリアーはまだ新しいので、ほとんどの車両がメーカー保証期間内です。
しかし、中古車店で買っただけでは保証は受けられません。
必ずディーラーで
「保証継承点検(12ヶ月点検相当)」
を受け、名義変更の手続きをする必要があります。
これをやらないと、ナビが壊れても自腹です。
apolloONEでは、納車前にこの手続きを代行します。
保証継承をするには、新車時の
「メンテナンスノート(保証書)」
の原本が必要です。
これが紛失している中古車は、メーカー保証を受けられません。
どんなに安くても、保証書がない80系ハリアー(特にナビ付き)は絶対に買ってはいけません。
当店では、入庫時にナビの動作確認、リコール実施状況、保証書の有無を徹底チェックしています。
「新型だから大丈夫」
ではなく、
「新型だからこその初期トラブル」
を警戒し、万全の状態でお渡しします。
【グレードの妙】最上級グレードの「Zレザーパッケージ」や「プログレス」は確かに魅力的ですが、サンルーフが付いているかどうかがリセールに数万円〜数十万円の差を生みます。もし将来的な乗り換えを視野に入れるなら、無理をしてでもサンルーフ付きを選んでおくのが賢明です。これは輸出需要に直結する重要なポイントだからです。
80系ハリアーは
「走るスマートフォン」
のようなものです。
機械的な故障よりも、電気的・ソフト的なトラブルが主役です。
これらをDIYで直すのは不可能です。
だからこそ、
「保証」
が全てです。
保証継承ができる個体か、しっかりした販売店保証があるか。
それさえクリアできれば、80系ハリアーは最高のパートナーになってくれます。
【納車前整備】ご契約いただいた車両は、提携の認証工場にて徹底的な点検整備を行います。エンジンオイル、エレメントの交換はもちろん、ブレーキパッドの残量やバッテリー電圧など、法定点検項目に基づいたチェックを実施。単に「車検に通ればいい」というレベルではなく、「次の車検まで安心して乗れる」状態を目指して整備しています。
保証の仕組みからナビの使い方まで。
新車ディーラー出身スタッフが丁寧に解説します。
住所: 北海道札幌市東区北39条東8-1-1
電話番号: 0120-007-739
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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