「ハイブリッドだからリッター20キロは走るはず」と期待される方も多いですが、ハリアーは堂々としたボディサイズを持つ重量級SUVです。軽量なプリウスとは設計思想が異なりますが、このクラスとしては優秀な燃費効率を誇ります。さらに、apolloONE選りすぐりの車両は、北海道の冬でも安心して乗れるタフさも兼ね備えています。
もしあなたがそう思ってハリアーハイブリッド(60系)を検討しているなら、この記事は少しショッキングかもしれません。
ハリアーは車重1.8トンの重量級SUVです。プリウスのようにはいきません。
さらに、私たちapolloONEの拠点である北海道では、「冬」という燃費にとって最大の敵が待ち構えています。
ユーザー様から集めた膨大なデータをもとに、カタログには載っていない
「リアルな実燃費」
を明らかにします。
ガソリン代の節約だけで車両価格の差額(約
40万円
〜)を取り返すには、一体何年、何万キロかかるのか?
損益分岐点のシミュレーションまで含めた、お金と燃費の真実のレポートです。
まず、当店のお客様やスタッフの実測平均値を公開します。
| 走行条件 | 平均実燃費 | カタログ値達成率 |
|---|---|---|
| 春・秋(エアコンOFF) | 16.0〜18.0 km/L | 約80% |
| 夏(冷房ON) | 14.0〜16.0 km/L | 約70% |
| 冬(暖房ON・雪道) | 10.0〜12.0 km/L | 約50% |
| 高速道路(100km/h) | 13.0〜15.0 km/L | 約65% |
これが現実です。
年間平均で
14〜
15km
/L
程度というのが、60系ハリアーハイブリッドの実力値です。
実燃費は平均14〜15km/L程度。プリウスのようなコンパクトHVの数値とは異なりますが、快適性と安全性を備えた大型SUVとしては十分納得できる数値です。、下り坂が続かない限りあり得ません。
なぜここまで違うのでしょうか。
主な原因は測定モードの古さです。
J08モードは実際の走行負荷よりもかなり軽い条件で測定されています。
特にハリアーのような重量級(約1.8トン)で空気抵抗の大きいSUVは、実走行でのエネルギー消費がカタログ値より大きくなりがちです。
「カタログ燃費の7掛け」
が妥当なラインだと考えてください。
■ 市街地(Stop &
Go)
ハイブリッドが最も得意とするステージです。
発進・停止を繰り返す環境では、回生ブレーキでエネルギーを回収できるため、リッター
15km
以上をキープしやすいです。
■
郊外(バイパス・信号少なめ)
最も燃費が伸びます。
60km
/h前後での巡航なら、モーター走行とおとなしいエンジン走行を繰り返し、リッター18〜
19km
を叩き出すことも可能です。
■
高速道路
実はハイブリッドが苦手とする領域です。
トヨタのTHS-IIは高速巡航時、モーターのアシスト効率が落ち、ほとんどガソリンエンジンの力で重い車体を引っ張ることになります。
そのため、市街地よりも燃費が悪化し、リッター13〜
14km
程度に留まります。
北海道の冬、ハリアーハイブリッドの燃費はリッター
10km
台まで落ち込みます。
理由は3つあります。
では、ガソリン車とどれくらい違うのでしょうか。
・2.0L NA(ガソリン):実燃費 10〜
11km
/L
・2.0L ターボ:実燃費 9〜
10km
/L
ハイブリッド(
15km
/L)と比較すると、リッターあたり4〜
5km
の差があります。
「たった5km?」
と思うか、
「50%も良い!」
と思うか。
計算してみましょう。
マツダ CX-5
(ディーゼル)
実燃費:14〜
16km
/L。
燃費数値はハリアーHVと同等ですが、燃料単価(軽油)が安いのが強み。
燃料代だけで見ればCX-5の圧勝です。
日産 エクストレイルHV (32系)
実燃費:12〜
13km
/L。
1モーター2クラッチ式で、EV走行領域が狭く、ハリアーHVには及びません。
トヨタ RAV4 HV
(現行)
実燃費:18〜
20km
/L。
最新の
「ダイナミックフォースエンジン」
を搭載しており、ハリアー60系よりも1世代新しいシステム。
燃費性能ではRAV4に完敗ですが、内装の質感ではハリアーに軍配が上がります。
中古車相場で、同条件のガソリン車とハイブリッド車には約
40万円
の価格差があります。
これをガソリン代の差額だけで回収するにはどれくらい走る必要があるでしょうか。
【前提条件】
・ガソリン価格:
170円
/L
・リッター
5km
の燃費差(ガソリン10km/L vs HV15km/L)
・年間1万キロ走行
【計算結果】
ガソリン車:年間燃料代
170,000円
ハイブリッド:年間燃料代
113,333円
年間差額:56,667円
400,000円 ÷ 56,667円 ≒ 7.05年
つまり、
7年(
7万キロ
)以上乗らないと、元は取れません。
エコカー減税などを考慮しても5〜6年はかかります。
「燃費で元を取る」
のは、年間
2万キロ
以上走るヘビーユーザー以外には難しいのが現実です。
数字だけ見るとガソリン車の方がお得に見えます。
しかし、それでも多くの人がハイブリッドを選ぶ理由。
それは
「質感」
と
「パワー」
です。
ハイブリッド車はモーターのアシストにより、システム出力197馬力を発揮します(ガソリンNAは151馬力)。
出足の静かさ、追い越しのスムーズさ、そして静粛性。
これらは高級車としてのハリアーの格を一段引き上げます。
「
40万円
高いのは燃費のためではなく、より良い走りへの投資」と考えるのが正解です。
ハイブリッド車の中古を買う際、気になるのが駆動用バッテリーの寿命。
一般的に
15万キロ
〜
20万キロ
で寿命を迎えると言われています。
劣化したバッテリーは充電容量が減るため、エンジンがかかる頻度が増え、燃費が悪化します。
「最近燃費が悪くなったな」
と感じたら、バッテリーの劣化サインかもしれません。
当店では専用診断機でハイブリッドシステムの状態をチェックしてから販売しています。
ハリアーハイブリッドの燃費を伸ばすコツは
「滑空(グライディング)」
です。
加速が終わったらアクセルを完全に離し、すぐに少しだけ踏み直す。
こうすることで回生ブレーキがかからない
「空走状態」
を作り出し、エネルギーロスを抑えて距離を稼げます。
また、EVモードボタンは多用しないこと。
バッテリーを使い切ってしまうと、充電のために強制的にエンジンがかかり、かえって燃費が悪化します。
冬場はエアコン(A/C)ボタンをオフにし、送風とエンジンの排熱だけで暖を取るのが基本です。
暖まるまではシートヒーターとステアリングヒーターを活用してください。
これらは電気で動くため、エンジンを回す必要がなく、燃費への影響が極めて小さいです。
「体はシートで温め、空気は後回し」
が冬のエコドライブの鉄則です。
プレミアムグレードの18インチやプログレスの19インチは、見た目は良いですが燃費には悪影響です。
タイヤが重く、転がり抵抗も大きいため、エレガンスの17インチに比べるとリッター0.5〜
1.0km
程度落ちる傾向があります。
燃費最優先なら、冬タイヤだけでも17インチにインチダウンすることをお勧めします。
ハリアーハイブリッドの実燃費は14〜
15km
/L。
これを
「良い」
と捉えるか
「悪い」
と捉えるかは、あなたが何を求めるか次第です。
経済性だけを追求するなら、アクアやプリウス、あるいは軽自動車に乗るべきです。
しかし、「所有する喜び」「圧倒的な静粛性」「余裕のある走り」を得ながら、リッター15キロ走ってくれる大型SUVは、ハリアー以外にそう多くありません。
apolloONEでは、お客様の年間走行距離をヒアリングし、ガソリン車とハイブリッド車、どちらがトータルコストで有利か詳細に試算いたします。
数字で納得してから、最高のパートナーを選んでください。
【中古車の賢い買い方】「年式」と「走行距離」だけで判断するのは危険です。例えば「5年落ち・1万キロ」の車よりも、「3年落ち・3万キロ」の車の方が、エンジンや足回りの調子が良いことがあります。機械は適度に動かしている方が調子を維持できるからです。私たちは数値データだけでなく、試乗によるフィーリングチェックも重視しています。
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