「中古車を買いたいけど、故障が心配で踏み出せない...」
これは、多くのお客様が抱えている最大の悩みです。新車と違って、誰かが数年間使っていた車ですから、部品の消耗や経年劣化は避けられません。
「買ってすぐにエアコンが壊れた」
「家族旅行の帰りに高速道路で止まってしまった」なんてことになったら、楽しいはずのカーライフが台無しになり、家族からの信頼も失ってしまいます。
しかし、車は数万点の部品で構成された機械です。いつかは必ず壊れます。それは新車であっても同じこと。
重要なのは、漠然と恐れるのではなく、
「どんな故障が多いのか(敵を知る)」
「どうすれば防げるのか(予防)」
「壊れた時にどうすればいいのか(対策)」を事前に知っておくことです。
実は、車種ごとに「壊れやすい箇所(ウィークポイント)」というのはある程度決まっています。これを通称「持病」と呼びます。
セレナ専門店であるapolloONE横浜六ッ川店には、過去の膨大な販売・整備データから蓄積された「セレナの持病リスト」があります。どこが壊れやすく、修理にいくらかかるのか。これを事前に知っておくだけで、不安は「管理できるリスク」に変わります。
今回は、特に流通量の多いC25型、C26型、そしてC27型セレナで発生しやすい 「10の故障」 を包み隠さず公開します。ネガティブな情報かもしれませんが、お客様に長く安心して乗っていただくために、私たちは正直にお伝えします。これを読めば、故障トラブルへの心構えができるはずです。
セレナ乗りにとって一番怖いのが、このCVTの故障です。CVTとはエンジンの動力をタイヤに伝える変速機のことで、ここが壊れると車は全く動かなくなります。
症状:
日産車のCVTは構造が精密でデリケートと言われることがありますが、適切なメンテナンス(CVTフルードの定期交換)をしていれば、寿命を大幅に延ばすことができます。メーカー推奨時期よりも早め、例えば
2万キロ
〜
3万キロ
ごとの交換をおすすめします。
逆に、10万キロまで一度も交換していない車で、急にフルードを交換すると、溜まっていた汚れが循環して逆に壊れることがあります。中古車購入時は
「フルード交換歴」
を確認し、もし不明な場合は、専門店で相談してください。
「夏場に急に冷風が出なくなった」
というトラブル。真夏の車内でエアコンが効かないのは地獄です。原因の多くはエアコンコンプレッサー(冷媒を圧縮するポンプ)の故障です。
症状:
C26型セレナでは比較的多く見られる症状です。コンプレッサー内部の
「マグネットクラッチ」
という部品が摩耗や固着して動かなくなるケースが大半です。これは予兆を感じ取るのが難しく、ある日突然壊れることが多い厄介な故障です。
納車前の点検で動作確認を徹底するのはもちろんですが、こればかりは
「いつ壊れるか」
を完全に予測するのは難しいのが現実です。
① オルタネーター(発電機):
エンジンの回転を利用して電気を作り、バッテリーに送る部品です。これが壊れるとバッテリーが上がり、エンジンが止まって再始動できなくなります。
症状:
「ヒュンヒュン」
という異音、メーターパネルに赤いバッテリー警告灯が点灯。
修理費:
5万円
〜
8万円
。
特にC26型S-HYBRIDには、アイドリングストップからの再始動も担う高性能なオルタネーターが使われているため、部品代が一般的な車より高額になる傾向があります。 10万キロ 〜 15万キロ あたりが交換の目安です。
② エンジンマウント:
エンジンを支え、振動を車体に伝えないようにするゴム製のクッションです。
症状:
信号待ちでDレンジに入れている時、ハンドルや座席に
「ガタガタ」
「ブルブル」
という不快な振動が伝わる。
修理費:
3万円
〜
5万円
。
ゴム製品なので経年劣化で必ず硬くなり、ひび割れます。これを新品に交換するだけで、新車のような静粛性が蘇ることがあります。 「最近振動が気になるな」 と思ったら、まずはここを疑ってみてください。
セレナの代名詞でもある便利なパワースライドドアですが、長年使っていると内部の機械部品が摩耗します。
症状:
原因としては、ドアを開閉するワイヤーが切れる、モーターが焼き付く、センサーが故障するなどがあります。特に小さなお子様がいる家庭では開閉頻度が高いため、負担がかかりやすい箇所です。
無理やり手で閉めようとするとワイヤーが絡まって重症化するので、調子が悪い時は無理せずスイッチをOFFにして手動モードにし、早めに修理工場へ持ち込みましょう。給油(グリスアップ)をするだけでも動きが劇的に改善することもあります。
エンジンを冷やすためにラジエーターに風を送る
「ファンモーター」
が回らなくなる故障です。放置するとエンジンがオーバーヒート(焼き付き)し、最悪の場合はエンジン交換(数十万円)や廃車になります。
症状:
C25型、C26型で、走行距離が
10万キロ
を超えてくると発生率がグッと上がります。モーターにはブラシという消耗部品が入っており、これには寿命があるため、ある意味
「消耗品」
と考えておいた方が良いでしょう。夏場の渋滞などで酷使されると寿命が縮まります。
また、冷却水の温度を調整する弁である
「サーモスタット」
の固着や、圧力を調整する「ラジエーターキャップ」の劣化もオーバーヒートの隠れた原因になります。これらは数千円の安い部品なので、車検ごとの定期交換を強くおすすめします。
「窓を開けようとしたら、バキッといって動かなくなった」
「閉まらなくなった」
...これはパワーウィンドウ内部のモーターや、ガラスを支えるレギュレーターという部品の故障です。
症状:
スイッチを押してもモーター音だけして窓が動かない、硝子が斜めにズレる。
修理費:
1箇所2万〜
3万円
。
特に運転席側は使用頻度が高いため壊れやすいです。雨の日に窓が閉まらなくなると悲惨です。動きが遅くなったり、「ギギギ」と異音がしたりしたら、完全に壊れる前に交換したほうが安心です。
走行距離が増えると必ず出てくるのが足回りの劣化です。
① ハブベアリング:
タイヤを回転させる軸受け部分です。ここが摩耗すると、走行中に
「ゴーッ」
「ウォーン」
という唸り音がします。速度が上がると音が大きくなるのが特徴です。放っておくとタイヤが脱落する危険もあります。
修理費:
1箇所2万〜
3万円
。
② サスペンション(ショックアブソーバー):
路面の衝撃を吸収するバネとダンパーです。これがへたると、乗り心地が悪くなり、カーブで車体が大きく傾くようになります。車酔いの原因にもなります。
修理費:
1台分交換で
10万円
〜。
足回りをリフレッシュすると、車の動きがシャキッとして、まるで別の車になったように運転が楽しくなります。
C26型セレナで車検時によく指摘されるのが、
「サスペンションメンバーブッシュ」
の亀裂です。これは車体とサスペンションをつなぐゴム部品ですが、経年劣化で切れてしまいます。
症状:
段差を越えた時に
「ゴトゴト」
と鈍い音がする。
修理費:
ブッシュ単体の交換が難しく、メンバーごとの交換(ASSY交換)になることがあり、その場合は
10万円
コースです。
排出ガスの一部をエンジンに戻して再燃焼させる
「EGR」
という装置があります。ここにカーボン(スス)が溜まって弁が動きにくくなると、エンジンの調子が悪くなります。
症状:
アイドリングが不安定、加速時に息継ぎをする、最悪の場合はエンスト。
修理費:
洗浄で済めば数万円、交換なら
5万円
〜。
定期的に高速道路を走り、エンジンを高回転まで回してススを焼き切ってあげることが予防になります。ちょい乗りが多い車ほど詰まりやすい傾向にあります。
先進安全装備が充実したC27型では、カメラやセンサー系のトラブルも報告されています。
フロントガラス上部のカメラが故障すると、自動ブレーキやプロパイロット(自動運転支援)が使えなくなります。
修理費:
カメラ交換で
15万円
〜(エーミング調整含む)。
飛び石などでガラス交換になった場合も、カメラの再調整が必要になるため高額になりがちです。車両保険への加入を強く推奨します。
脅かすようなことばかり書いてしまいましたが、これらは
「必ず全ての車が壊れる」
わけではありません。
「もし壊れるとしたら、ここが多いですよ」
という確率の話です。実際、
20万キロ
までノントラブルで走るセレナもたくさんいます。
しかし、万が一の高額修理(特にCVTやエアコン)に備えておくことは、家計を守る上で非常に重要です。
apolloONE横浜六ッ川店では、これら全ての故障をカバーする充実した保証プランをご用意しています。
「半年〜3年」
の期間を選べ、走行距離は無制限。修理回数の制限もありません。ロードサービスも付帯しているので、出先でのトラブルも安心です。
「故障したらどうしよう...」
とビクビクしながら乗るのではなく、「壊れても保証で直せるから大丈夫!」と安心して乗っていただきたい。それが私たちの願いです。
故障リスクについてもっと詳しく知りたい方、今の車の調子が気になる方は、ぜひ店頭でメカニックに質問してください。包み隠さず正直にお答えします。
アフターサービスも万全の体制でサポートします。
まずは在庫一覧をチェック!
住所: 神奈川県横浜市南区六ツ川2-107
電話番号: 045-308-9035
営業時間: 9:00-18:00 定休日: 水曜日
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